カテゴリー:コラム
フッ素について
2009年09月10日
歯科医院等で定期的に健診やフッ素塗布を行い、普段の生活でフッ素入り歯磨剤やフッ素洗口を行うことで効果的なむし歯予防ができます。
■ 家庭で
フッ素入り歯磨剤
子供から大人までできる虫歯予防
- 歯磨きのとき使えば、子供も大人もフッ素で歯が守られます。
- 歯ブラシの毛たば半分くらいの量をつけて磨きます。
- 歯磨剤を使わずに、「から磨き」をしている方は、一通り磨いたあと仕上げとして使用してください。
- 実際の磨き方については歯科医院にご相談下さい。
◆購入の仕方◆
次の表示を目安に、一般のお店で簡単に入手できます。
- 箱表に「むし歯予防歯磨き」「フッ素入り」
- 成分欄に「モノフルオロリン酸ナトリウム」
「フッ化ナトリウム」
■ 施設・家庭で
フッ素洗口
みんなでできるむし歯予防
- うがいが上手にできる4歳頃から少なくとも永久歯が生えそろう中学生までが行えば、むし歯を約半分に減らせます。1日に1回洗口します。
- 健康教育の一環として園や学校で行うと継続しやすく、より高い効果が期待できます。
- 家庭でもできますので、歯科医院にご相談下さい。
◆やり方◆
- うがい液を7~10ml口に含み、液がよく歯にいきわたるように1分間うがいをします。
- 吐き出します。
- 30分間は飲食や水でのうがいを避けます。
■ 保健センター・歯科医院で
フッ素塗布
赤ちゃんから始められるむし歯予防
- 専門家がフッ化物製剤を歯に塗る方法です。乳歯の前歯が生える1歳頃から少なくとも半年に一度ごとに継続して行うことが大切です。
歯ブラシや綿球、トレーを使って塗る方法があります。 - 保健センターや歯科医院にご相談下さい。
◆塗布のしかた◆
- 歯の表面をきれいにした後、唾液で湿らないようにしながらフッ素を塗りつけます。塗った後30分間はうがいや飲食を避けます。
歯科医院等で定期的に健診やフッ素塗布を行い、普段の生活でフッ素入り歯磨剤やフッ素洗口を行うことで効果的なむし歯予防ができます。